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No.009 【穴あき病】判断と初期治療 [病気と治療]

4月3日(土)、黒水水槽の換水中に鱗が5枚ほどはがれている個体を発見。
初見の症状であるため、該当する病気がないかグーグル先生にて調査。

20100404_2.JPG
赤で囲んだあたりです。
魚の写真ってむずかしいんですね。。

結果、同種間の争いによる外傷という可能性はあるが、
これが感染症に発展する場合があると判断し、
病名を細菌類による穴あき病と仮定し対策を実施する。

【穴あき病】
1.原因菌   : 非運動性エロモナス菌類
2.症状     : ①鱗単位で出血
           ②筋肉まで露出
3.好適条件  : 低水温を好む。28℃以上で繁殖できない??
           ただし、28℃付近はエロモナス菌類の好適条件となり、
           合併症に要注意。
4.対策     : ①細菌用薬品/塩の投与。
           ②設定水温の上昇。
           ③根本的解決には飼育環境の見直しが必要。
5.備考     : 該当菌類は水槽内の常在菌であり、
           生体にストレスがかかった場合や、
           外傷から発症する場合がある。


要するに高水温に弱い細菌類による病気であるため、
飼育水温を27℃から27.5℃に上昇させ、
該当個体を隔離水槽にてイソジン浴による治療を実施。
換水間隔を1回/週から2回/週に増加予定。

鱗の主成分であるカルシウム補給のため、
甲殻類であるブラインシュリンプを隔離水槽にて給餌。
その際、給餌直後の薬浴は消化不良の原因となるため、十分に時間をとる。

【イソジン浴】
1.薬品名   : イソジンうがい薬
2.主成分   : ポビドンヨード
3.効果概要 : 細菌類、真菌類、寄生虫類(シストには無効)、
           一部ウィルスに消毒効果あり。
4.薬浴時間 : 5分間/1日
5.投与量   : 3滴/1L
6.注意    : 非常に強い薬品であるため、
           別容器にて薬品を薄め少量づつ投与する。


個人的な治療スタンスだが、病気の治療は換水を基本とする。
また水質の変化は生体とバクテリアにダメージを与え、
水槽を一気に崩壊へと導くことが懸念されるため、
薬浴は隔離水槽にて行い、水槽への投与は塩少量(0.3%未満)のみに留めている。


上記内容の多くは、インターネット上の情報をまとめたものであるため、
参考にされる場合は十分に裏をとって下さい。

長文、乱文失礼しましたが、閲覧ありがとうございました。
なお、ご意見ご質問はよろこんでお受けしますOTZ


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