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#100 【水槽の化学】 pHの水素イオンとお魚さん [水質について]

すげえよ!アクアチューナー!の詳細説明。
でも、俺のブログ記事もついに#100に達しました。
(・∀・)コッチモ スゴイ!!

さて、水槽の化学としてpHと硬度のことを調べました。どんなことをしていたのか気になる方は、サイドバー categries 『水質について』 を参照してください。

2つの定義についてはある程度理解できたのですが、最も大切な部分であるお魚さんとの関係がイマイチ理解できません。なぜ、お魚さんによってpHと硬度を調整しなければならないのかです。

20100812_1.JPG
(写真と本文は関係ありません)

ド素人の俺が想像するに、水素イオンや硬度物質が飼育水の浸透圧に与える影響です。これら浸透圧の最適域がお魚さんによって異なるため、pHと硬度を調整しなければならないということでしょうか。

もし、この考えが正しいなら1つの疑問がわきます。お魚さんの体内pHはややアルカリ性のはずです。すると、なぜエネルギーを大量に消費して浸透圧を調整しなければならない弱酸性の水を好むお魚さんがいるのでしょうか。

20100812_2.JPG
(写真と本文は関係ありません)

直接は関係ないのですが、その疑問を解決してくれるヒントになるHPをみつけました。誤解釈や誤記の可能性は多分にあるのでご注意ください。

そのHPによると、毒性の強いアンモニアがそれよりも毒性の弱いアンモニウムイオンに変化するときにpHが低いと有利だそうです。逆に、pHが高いとアンモニウムイオンがアンモニアになってしまうそうです。化学式にすると以下のとおりです。ここで補足ですが、pHが低いほど水素イオン量が多くなります。

  NH3 + H+ ⇔ NH4+
   NH3  :アンモニア
   H+   :水素イオン
   NH4+ :アンモニウムイオン

つまり、アンモニアに弱いお魚さんがいて、弱酸性で飼うと上手いこといくから、pHは低いほうがよいという話しがでてきたわけで、ほんとうに弱酸性を好むかどうかはお魚さんは聞いてみなければわからないという結論です。pHとお魚さんの関係について俺の中で一応の説明ができるようになりましたが、たぶんガセです!
事はこれほど単純ではないと思います。

またこの化学式から、黒水水槽でpHが低下しないのは底床やらに蓄積したアンモニアに水素イオンが消費されるためではないか?という新たな疑問がわいてきます。

そして、無学な俺は叫ぶのです。
教えて偉い人!!
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No.085 【水槽の化学】 新ピートモスひとつかみのpH計測 [水質について]

いいかー 息子よー ♪
男がウチから一歩外にでたらー ♪
7人の敵がいるというのは ウソだー ♪
本当の敵は ウチの中にいるー ♪      
                    『息子よ』  writing by 藤岡藤巻

半魚人のアニメ映画で有名になった藤岡藤巻ですが、こんな唄を歌っていたんですね。『娘よ』なんてもっとひどい歌詞ですよ。でも、いつかお店のカラオケで歌ってみたいです。『ONLY YOU』より大盛り上がり間違いなし!
一度と言わず二度三度 ♪

さて、待ちに待ったpH計測です。今日までちゃんと我慢しました。

外部フィルターに新ピートモスを導入する直前にpHを計測をしたところ、だいたい7.0を超えるくらいでした。古い記事ですが、黒水水槽のpHとこのピートモスの効果が気になる方は下記リンクを参考にしてください。
No.020 【水槽の化学】pHは酸性とアルカリなのだ!
No.062 【水槽の化学】 北海道産ピートモスのpHを測ってみる

20100716.JPG
(新ピートモス導入後の黒水水槽pH)

やったー!やっと下がったぜ?・・・あ、アレ?!

このピートモスのpHを実験的に計測したときには、これさえ使えばpH低下は間違いないと思っていたのですが、思ったより下がってくれません。ちなみに、このピートモスの下処理は、水でゆすいで1週間バケツに放り込んでいただけで、熱処理は一切していません。

この水槽にはpHを7.0に安定させる何かがあるのかも知れません。外部フィルターは掃除したばかりなので、原因があるとすれば底床のピートモスか?エーハイムのろ過材か?それともエアレーションか?

しかし、まだピートモス導入計画の1/3に過ぎません。
今後に期待です。
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No.062 【水槽の化学】 北海道産ピートモスのpHを測ってみる [水質について]

見せてもらおうか。
北海道産長繊維ピートモスの性能とやらを・・・。

でんでーん ででで でーん ♪  シャアッ!!

さあ、水槽の化学シリーズがやってまいりました。
今回は、頂きものの北海道長繊維ピートモスのpHを測ってみます。なお、実験結果は、他の環境では異なる結果が得られるかも知れませんので、ご注意ください。

実験詳細は最下部にまとめます。さっそく外観からですが、ミジンコ養殖にプラケースが奪われているため、産卵ボックス(うちでは隔離用)にて実験です。ピートモス単体でも実験をしたかったのですが、プラケースがなく断念しました。
20100528_1.JPG
(設置4日後)

設置から日数があまり経っていないこと、ソイルを併用していることを考慮して、黒水加減は俺のピートモス変わらないか・・・若干薄いかなあといった具合です。いい色味ですね。

次に、pHを測ってみます。
20100528_2.JPG
(設置直後)
20100528_3.JPG
(設置4日後)

pHは5.0を示しており、ひょっとしたら5.0以下かも知れません。併用したソイルにはpHを6.0~7.0に保つ機能があるそうなのですが、今回の分量配分では、それを凌駕する力がこのピートモスにはあるという結果になりました。素晴らしいpHの引き下げ効果です。

ああ、硬度試薬が欲しい。。

======以下、実験詳細======

【北海道産ピートモスのpHを測ってみる】
1.目的
黒水水槽での使用を想定して、
どの程度pHを低下させるか調査する。

2.方法
ピートモスとソイルが入った水槽を用意し、pHの経日変化を記録する。
分量は、黒水水槽での使用を想定して実施する。

3.主な実験機材
①ソイル    : プロジェクトソイル エクセル (㈱アクアシステム)
②ピートモス : 北海道産長繊維ピートモス ((有)高橋ピートモス工業)
③pH測定   :  テトラテスト pHトロピカル (テトラ ジャパン㈱)

4.分量
①水      : 950cc
②ピートモス : 15cc
③ソイル    : 20cc 
※外部フィルターのソイルの代わりにピートモスをつめるため、
 前回に比べてソイルを減量。

5.注意
実は、俺のピートモスが入ってないから、黒水水槽の環境再現ができてない。
まあ、参考なのでいいでしょう。がっくり。。

6.参考
ピートモスの参考:No.037 【水槽の化学】 pHを測ってみたPart2
ソイルの参考:No.055 【水槽の化学】 ソイルのpHを測ってみた

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No.057 【水槽の化学】 マジックリーフ茶のpHはいくつ? [水質について]

俺はピートモスの他にアンブレラリーフなるものをもっています。

別名、マジックリーフといいまして、水槽の水を弱酸性の軟水にしてくれるそうです。産卵促進の効果もあるそうですが、投入すると水が黒くなります。

水が黒くなると外敵から発見される危険が少なくなると思うのか、隅に隠れがちなお魚さん達も、水槽の中を泳ぎ回るようになってくれるようになります。

黒水水槽の色が薄くなったので、こいつを投入して水の色を黒に戻したいと思います。俺の場合、このまま投入すると表面の汚れが気になるので、バケツの中で熱湯にかけて一晩おいたものを使用します。

すると翌日には、バケツの中にマジックリーフ茶ができあがるので、ついでにそのpHを測ってみました。
20100521.JPG
(左から、マジックリーフ茶のみ、pH試薬投入マジックリーフ茶)

元から黄色味が強いので、イマイチ結果がよくわかりません。黄色味が強くなったことをどう判断すればよいのでしょうか。デジタル計測器で数値化できればいいんですが・・・。。

(今回使用したマジックリーフの広告です。)

鰭の保護そして産卵促進に!アンブレラリーフ 約5枚



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No.055 【水槽の化学】 ソイルのpHを測ってみた [水質について]

俺のブログもやっとこさ10,000hitに達しました。
訪問者のみなさまにおん礼申し上げます。

プロジェクトソイル エクセルを入れた実験水槽のpHを測ってみました。なぜこんなことをしてるのか、どうしても気になる方は下記リンクから関連記事を参照してください。
No.047 【水槽の化学】 ソイルのpH低下効果の実験

早速、結果です。
20100519.JPG
(左から、ソイルのみ(7日後)、ソイルとピート(23日後))

20100512.JPG
(ソイルのみ実験開始直後)

1枚目と2枚目の写真では照明が違うのですが、ソイルのみではpHを低下させるようにみえます。今回の主旨と外れた参考ですが、1枚目のソイルとピート(23日後)は、2枚目の実験開始後のソイルのみと同じようなpHを示しているようにみえます。

思ったよりソイルがpHを低下させなかったので、少しもやもやが残る結果になりましたが、『今回使用したピートは、ソイルのpH低下効果を阻害する。』といえるのではないかと思います。

それが本当だとしても、なぜそんなことになるのかという理屈が想像できません。そもそも、なぜソイルがpHを低下させるのかを理解していないのです。

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No.047 【水槽の化学】 ソイルのpH低下効果の実験 [水質について]

水槽の化学シリーズとして、ピートがpHに与える影響を実験で調べた結果、俺は以下の結論を出しました。
①今回使用したピートは、pHを低下させない。
②今回使用したピートは、ソイルのpH低下効果を阻害する。
 ※詳細が気になる方は、サイドバーのCategories 『水質について』やタグなどから
   関連記事をご覧ください。

しかし、ソイルがpHを低下することを前提としている②は、浅い経験からの推論にしか過ぎません。言い訳ですが、試験管が2つしかなかったので、同時に結果を比較してお見せすることができなかったため省いてしまいました。

俺の中で気になっていたことなので、補足実験でソイルがpHを低下させることを明らかにして、②の根拠としたいと思います。

【ソイル効果測定】
1.目的
ソイルがpHを低下することを明らかにして、
ピートがソイルのpH低下を阻害することの根拠とする。

2.方法
ソイルが入った水槽を用意し、pHの経日変化を記録する。
分量は、前回実験水槽に準じて実施する。

3.主な実験機材
①ソイル   : プロジェクトソイル エクセル (㈱アクアシステム)
②pH測定  :  テトラテスト pHトロピカル (テトラ ジャパン㈱)

4.分量
①水   : 950cc
②ソイル : 30cc

5.実験水槽
・水とソイル

6.注意
もし、ソイルがpHを低下させなければ、俺はウソつきになってしまうので、この実験は
なかったことにするかもしれません!!

20100512.JPG

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No.037 【水槽の化学】 pHを測ってみたPart2 [水質について]

ピートとソイルがpHに与える影響を調べています。
実験方法/器具やら経緯については、左のサイドバーにあるCategories『水質について』からプレイバック!プレイバック!プレイバック!をお願いします。

さて、外観からです。ちょっとわかりずらいのですが3つの実験水槽を並べておりまして、左から水のみ、ピート、ピートとソイルです。
右端のソイルありの方が透明度が高く、プロジェクトソイルは実験環境でも透明度をあげる機能を発揮するようです。
20100502_1 .JPG

サンプルを取り出してみます。すでに色がついているので試験結果に与える影響が心配ですが、もちろん気づかなかったことにします。
20100502_2.JPG
(左から、ピート、ピートとソイル)


試験管が3つないので水のみは並べてお見せできませんでしたが、今回使用したピートモス単体ではpHに影響を与えないことがわかりました。むしろ、今回使用したピートモスは、プロジェクトソイルのpH低下を阻害する効果さえあるように感じます。
20100502_3.JPG
(左から、ピート、ピートとソイル)

最後に、黒水水槽との比較をお見せします。黒水水槽でpHが低下しなかったのは何か原因があったとかではなく、仕様なだけでした。
20100502_4.JPG
(左から、ピートとソイル、黒水水槽)


実験をして、ピートは硬度をさげるものだからソイルと併用すればよりpHを落とすだろうという黒水水槽での試みが失敗だったことがわかりました。

実は、黒水水槽では外部フィルターにソイルを放り込んであるので、ソイル表面にゴミが付着しているなどでpHが下がらないのではと考えていました。外部フィルターをごちゃごちゃいじる前に実験をしてよかったと思います。

皆さんに不評だった大好評の水槽の化学シリーズはこれにて完結です。本日もご訪問ありがとうございましたOTZ
ピート熟練者の方がいらしたらご意見お願いします。

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